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2024/10/28

マトリクスインカムの整備②～RTSキーパネルのXLRを4Fから4Mに～

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このショップブログは、商品の検品や映像制作に携わる中で気付いたよもやま話を不定期で更新します。

内容はスタッフ個人の主観に基づくものであり、情報の正確性については保証しません。

こちらの続編です。

結論を最初に。キーパネルのXLRコネクタをClear-Com仕様に改造しました。

弊社で販売しているNS150D-4F含め、社内のインカムは全てXLR4Fプラグに統一していますので、パネル側はXLR4Mでないと少々不便です。

キーパネルのXLR取り付け部分を見てみると、少々不思議な形をしています。

形状から推測するに、フランジタイプXLRの”中身”を使っているようです。

どうやらRTSのオプションパーツにはXLR5F(システムカメラ互換)/4Mハーネス(Clear-Com/RIEDEL互換)というものがあるようで、

オスでもメスでもつけられるような構造になっているようです。よく考えられていますね。

なかなか入手難度は高め、かつ高価なハーネスですが、PCB側はJSTのPHコネクタだったので自作を決意。

意外と簡単にXLR4M化が完了しました。

ちなみにKP3/4/5000シリーズより前の製品ではこの作業は不可能です。

放送局のスタジオサブを見ていると、意外とRTS率が高いことに気が付きます。

興味のある方は稀に映り込むキーパネルのヘッドセットXLR端子まで見てみると面白いかもしれませんね。

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